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コラム - 「骨盤がゆがむ」ってどういうことか?

●骨盤を整えることの大切さ

骨盤を調整しよう、骨盤矯正〇〇など、世の中には骨盤周りの調整・矯正というサービスがたくさんあります。それだけ骨盤が大切であると多くの方が感じているのではないでしょうか。骨盤は、上半身と下半身のつなぎ目であり、身体の真ん中にあるため、ゆがみや不調があると全身に影響が及びそうなことは想像の通り。さらに、骨盤を整えていくことで、様々な良い効果が期待できます。
  • ・骨盤周辺にある筋力バランスが整うことで、全身の筋肉のバランスも整いやすくなる
  • ・骨盤周辺の筋膜のつながりから、全身のコリやゆがみ、コリが改善する可能性がある
  • ・重心が整う
  • ・内臓の位置が整う
  • ・生理痛やPMSの重さが軽減する
  • ・血流が改善する
  • ・正しい姿勢をとりやすくなる
  • ・呼吸が深くなりやすくなる

●骨盤のゆがみとは?

骨盤とは、腸骨・恥骨・坐骨の3つを合わせて寛骨(かんこつ)と呼び、さらに寛骨と仙骨、尾骨を合わせた全体を骨盤と呼びます。複数の骨が合わさった集合体が「骨盤」というもの。

イラストbyイラストAC©
骨盤はゆがむのか?どうズレが起こるのか?イメージができていない方も多いかもしれませんが、骨盤の骨自体が歪んでいたら、かなりの重症状態。交通事故、出産など、大きな衝撃が加わった場合は骨のゆがみもあり得ますが、多くの場合は、骨盤のゆがみ=骨と骨のつなぎ目のズレ、骨盤周辺の筋肉のアンバランス、というとイメージしやすいと思います。
そのため、骨盤調整や骨盤矯正といったサービスの多くは、骨盤周りの筋肉を緩めたり締めたりして、骨盤周囲の筋肉と関節の状態を整えるということです。

●簡単な骨盤の傾きチェック法3つ

1)つま先のチェック
脚を伸ばして座ったときに、脚の長さの違いがある、つま先の倒れに左右差がある、など左右の差がある方は、骨盤のゆがみがある可能性があります。具体的には、骨盤周辺の筋肉の収縮・弛緩具合に左右差があることで、長さや傾きの左右差が出ているということになります。
2)腰の高さチェック(肩でも可能)
鏡の前に立って手を腰に当てたときに、骨盤の高さに左右の差はありませんか?骨盤だとチェックしづらい場合は、肩の高さでも確認することができます。目で確認しづらい場合は、右の骨盤の骨と左側の骨を紐でつないでいくことで、左右差を確認しやすくなります。
3)日常生活のチェック
以下の項目で1つでも当てはまる場合は、骨盤にゆがみが生じやすいリスクがあります。
  • 1.脚を組んで座る癖がある。また組む脚がいつも同じ
  • 2.カバンをいつも同じ方の肩にかける癖がある
  • 3.片脚体重で立つ癖がある
  • 4.靴のかかとの擦り減りに左右差がある
  • 5.ヒールのある靴を履く時間が長い
  • 6.長時間のデスクワーク等で座っている時間が長い
  • 7.身体を動かしたり、ストレッチしたりする習慣がない
  • 8.生理痛・PMSの症状が重たい

●星名式健体健心法の原理『恐ろしい股関節の狂い』

星名式健体法で重視するものは何か?その根本問題として考えなければならないのは、人間は二本の足で立っているところに不自然さがある、ということです。人間はまだ二本の足で立って生活するまでに十分な進化をしていない。
二本足で生活し続けること自体、どこか無理があるという事です。人間の体は、上半身の重力を全て腰で支えています。その腰で支えている重力は、さらに左右の股関節二ヶ所でささえているのです。肝心なのはこの股関節で、ここがちょっとでも狂うと骨盤が傾いたり、歪んだりを起こしたりするのです。
そうなると骨盤に密着している仙骨が狂い、それから順番に腰椎、胸椎、頚椎と狂いを生じてきます。このように骨格に狂いが生じると、それに付着している靭帯や筋、筋肉が左右前後の均整を欠き、これらの機能が緊張・弛緩したりするため、その中を通る血管や神経、特に脊椎を通る神経を圧迫し、脳脊髄液の流れを阻害します。
という事は、血行を阻害し、新陳代謝を悪化させ、神経を刺激して痛み・麻痺を起こす原因となります。
そして体内の機能低下を導き、病へと移行する事を意味します。先ず、股関節の狂いを治す。それから全身の骨格を均整がとれるように調整する。そして、各関節のアライメントを整える(矯正治療)、これが『星名式健体法』の原理です。

 

体の不調、痛みがある時は、いつでもご相談ください。


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