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コラム - 痛みは「身体の防御反応」である

「痛みを早く取りたい」
これは当然の気持ちです。
痛みがあると、日常生活も仕事も運動もつらくなります。
だからこそ、多くの人はまず“痛みを消すこと”を考えます。
しかし、ここに一つ落とし穴があります。
痛みだけを消そうとすると、本質から遠ざかることがあるのです。
痛みは、ただの異常ではありません。
身体が壊れないようにするための、防御反応です。
使いすぎ、偏った使い方、負担の集中、動きの乱れ。
そうした状態が続いたとき、身体は「これ以上は危ない」と知らせるために、痛みという形でサインを出します。
つまり、痛みは敵ではありません。
むしろ、身体が自分を守ろうとしている証拠です。
たとえば、腰が痛いからといって、腰そのものだけが悪いとは限りません。
骨盤の位置が崩れているかもしれない。
股関節がうまく使えていないかもしれない。
足元のバランスが崩れて、結果として腰に負担が集まっているのかもしれません。
痛みが出ている場所は“結果”であって、“原因”とは限らないのです。
一時的に楽にすることは大切です。
しかし、それだけでは同じことを繰り返す可能性があります。
本当に必要なのは、なぜそこに負担が集まったのか、その背景を読み解くことです。
星名式では、痛みを局所の問題としてではなく、全身のバランスの崩れが表面化したものとして見ていきます。
股関節、骨盤、背骨、呼吸、身体全体のつながり。
そこが整うことで、負担は分散され、痛みは役目を終えていきます。

結論

痛みは敵ではない。
身体を守るための、大切なサインである。


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