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コラム - コンディショニングとは「整えること」である

「コンディショニングをしましょう」
この言葉は、スポーツの現場でも、健康づくりの場面でも、当たり前のように使われています。
しかし、その意味を本当に理解している人は意外と多くありません。
多くの場合、コンディショニングというと、運動、食事、睡眠、ストレッチ、ケアなどを組み合わせることだと考えられています。
もちろん、それは間違いではありません。
ただし、それらはすべて“方法”であって、“本質”ではありません。
本質は、もっとシンプルです。
コンディショニングとは、身体を本来の状態に戻すことです。
人の身体は本来、動けるようにできています。
回復できる力も、バランスを保つ力も、もともと備わっています。
ところが、日常生活の中で姿勢のクセが積み重なり、身体の使い方に偏りが生まれ、生活習慣が乱れていくと、その機能は少しずつ崩れていきます。
すると、疲れやすくなる、痛みが出る、動きが悪くなる、回復しにくくなる。
こうした不調が表に現れます。
ここで大切なのは、不調そのものだけを見るのではなく、その背景で何が崩れているのかを見ることです。
身体には、位置があります。
動きがあります。
流れがあります。
この三つが乱れることで、不調は起こります。
整えるとは、無理に何かを足すことではありません。
正しい位置に戻し、本来の動きを取り戻し、流れをつくることです。
その状態が整えば、身体は自然に回復する方向へ進んでいきます。
鍛えることも大切です。
休むことも大切です。
しかし、その前に必要なのは、整っていることです。
土台が崩れたまま積み上げても、身体は本来の力を発揮できません。

結論

コンディショニングとは特別なものではない。
日常の中で身体を本来の状態に戻すこと。
それこそが、本当のコンディショニングである。


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